タイミング制約を満たすための処理(論理合成配置配線など)を行うことをタイミング収束(タイミング・クロージャ)と呼びます.現在のLSI では配線遅延がセル遅延を上回っており,論理合成時に見積もったクリティカル・パス配置配線時のクリティカル・パスとは一致しません.そのため,クリティカル・パスを十分に最適化できなかったり,クリティカルではないパスが最適化されすぎたり,面積が大きくなりすぎたりという問題が発生しがちです.タイミングが収束しない場合,論理合成配置配線の繰り返し作業が大幅に増え,設計期間が延びることになります.