LSI 内部にレギュレータ(出力電圧を一定に保つことができる電源回路)を実装したものをオンチップ・レギュレータといいます.現在のLSI は一つの電源電圧で動作するものは少なく,多数の電源電圧(例えば+ 3.3V,+ 2.5V,+ 1.2V を供給する)を使用するものがほとんどです.この電源周りの回路設計は大変な作業となります.この電圧を生成するレギュレータをチップ上に集積することで,電源回路を簡素化できたり,基板の面積を小さくできます.また,これまでは困難だった細かい電源制御による省電力化なども期待できます.